毎年、夏になると必ず検索するアレ
毎年、夏になると必ず気になるワードがあります。
そして数多くの記事に、ことごとく書かれているのが
【エアコンを24時間つけっぱなしでも意外と電気代が安かった】
ほんとにぃ…?(・Д・;←
暑い時期に、つけたり消したりをするとその分電気代がかかるのは理解できます。でも、
比較的涼しい時間帯(朝5時~10時など)もずーっとつけっぱなしにしてもいいの?とか、
仕事で8~18時ぐらいまで家に居ない場合はどうなの?とか
そもそも付けっぱなしでエアコンに負荷がかかって故障の原因にならないの?など…
気になることはわんさか出てきます。
そのたびに
「エアコン 24時間 つけっぱなし 電気代」
「エアコン 24時間 つけっぱなし 寿命」
とか検索しては、またいくつも検証記事を読んで「24時間冷房ってアリなんだ!エアコンにそこまで負荷もかからなさそう!」とは思うけれど、やっぱり心のどこかで
ほんとにぃ…?(・Д・;←
と思っちゃって自分でやってみる勇気はなく、また今年も暑い夏がやってきてしまいました。
でも、2018年のつくもはるは一味違います。
今年は「24時間冷房」を実際にやってみて電気料金がどうなるかを自分の目で確めてみようと思うんですよ。なぜなら!
電力会社の自由化で我が家も去年から関西電力から大阪ガスの電気に切り替えました(そちらについては別途記事を後日公開予定です)。
そのときに、電気メーターが従来のものからデジタル表記のスマートメーターに取り替えてもらったので、ネット上で電気料金が翌日から1時間ごとの数値を確認できるようになりました!
24時間冷房に挑戦してみて、翌日にかかった電気料金がすぐにわかるから、あまりに高ければ止めればいいし、許容範囲なら続けてみる、というわけです。
少し前までは、電気料金は翌月以降でないとわからなかったし、1日や1時間おきのデータなんて見れませんでした。どれぐらい金額がかかるか検証するために24時間冷房を1ヶ月間試して、翌月以降シャレにならない金額が請求されるということもないというわけです!これはもう、やるしかない。
そして、「今年は24時間冷房やってみる!そして2018年の夏休み自由研究のテーマにする!」とインスタグラムで宣言したら、思った以上にいろんな方から反響を頂きまして、夏は誰もが気になるテーマだと思ったので、まずは1日分の料金だけを最速でレポートします!
で、前置きはここまでにして、次はいよいよ…
24時間クーラーつけっぱなしの料金はこちらです!
【使用条件】
・28℃設定・20畳サイズ・2014年購入のパナソニック製品、という我が家の条件の場合。
7月18日(水) 電気使用量 17.1(kWh) 概算料金 443(円)
1日にかかった料金は443円でした。
これは、エアコンだけの料金ではなく、テレビや電子レンジ、スマホの充電など家庭で使った全ての電気料金が含まれています。
参考までに、前日の料金は
7月17日(火) 電気使用量 13.9(kWh) 概算料金 322(円)でした。
この日は、昼の12:45から寝る前の0時まで約11時間エアコンを使用しています。
お昼の暑くて限界まで我慢した日と、1日中快適に過ごした日の差が443円-322円=121円
差額料金は121円(大体、缶ジュース1本分)でした。
1時間あたりの料金は?
続いて、1時間あたりの料金を比べてみましょう。
11時間使った日…322円(1時間あたりの料金、約29円)
24時間使った日…443円(1時間あたりの料金、約18円)
1時間あたりの料金に関しては、1時間エアコンをつけても約18円しかかかっていない計算になるので、確実に24時間エアコンを稼動した日の方がお得です。
単純計算して、24時間冷房の1ヶ月電気料金が443×31日(1ヶ月)=13,733円と見ると、高い!と思ってしまうかもしれませんが、エアコンを全然つけなかった場合でも一日辺り240円ぐらい電気代はかかっているので240×31日(1ヶ月)=7,440円程度は最低でもかかっています。
さらに、昼からエアコンをつけた場合は大体1日あたり320円ぐらいかかります。
エアコンを半日つけた場合の1ヶ月料金320×31日(1ヶ月)=9,920円
24時間冷房の13,733円-半日冷房9920円=差額3813円(1日辺り約123円)
1日辺り約120円のプラスで「暑い、暑い」といってダラダラ過ごさないで済むなら、24時間冷房のほうが断然有意義です!
結論・24時間エアコンでも大丈夫
以下、私なりのメリット・デメリットをまとめます。
■24時間冷房をした場合のメリット
①熱中症を避けられる(特に小さなお子さんや高齢者は注意が必要)
②アイスやジュースをたくさんとりすぎないで済む(暴飲暴食が防げる)
③熱中症になって、病院にお世話にならなくて済む(医療費の節約)
④「暑い」といって無駄な時間を過ごしたり、不快感によるストレスを感じなくて済む(タイムイズマネー)
⑤特に夜間、窓を開けっぱなしで寝ない事は不審者からも身を守れる(防犯面でも安心)
まだまだあげればキリがないぐらい、メリットはたくさんあります!
■24時間冷房をした場合のデメリット
①電気代は1日あたり約120円プラスされる(各家庭のエアコンの製造年数や部屋の広さによって金額は異なります)
②暑さに弱くなる
ぐらいですかね。②の「暑さに弱くなる」に関しては、これだけ熱中症で重症者や死者も出ている異常な暑さなので、気にする必要はないと思います。
24時間冷房で気付いた、電気代よりも大切な事
熱中症になってしまい具合が悪くなると、お金よりも大切な健康や時間を失ってしまいます。お子さんがいらっしゃる家庭では、小さなお子さんの体を守るのはもちろん、お仕事をしたり子どものお世話をしているママやパパの調子が悪くなってしまってはそれこそ一大事です。
1日あたり約120円程度の電気料金のプラスで、自分自身と家族の大切な健康を守れるので、家にいる時間が多い方、「暑いけど我慢しよう」と思っている方、ぜひ今日から「24時間冷房」の勇気を出してみてください。自分を守ることは、家族を守ることとイコールです!
暑さによって増えるアイスやジュース代が家族の人数分、と思うと少しプラスされるエアコン料金のほうがお得ですよね…!
もうプラス約120円は電気代というより、家族の健康を守る保険代みたいなものだと思いましょう!7月~8月の2ヶ月弱だけの期間限定で1日約120円というプチプラで家族のストレスを減らして快適に過ごせるなら安いもんです。
今回は一人でも多くの方に、24時間冷房しても大丈夫!と一日でも早く伝えたかったので急きょ1日分の料金レポートをまとめさせて頂きました。
私は2018年の夏は、つけっぱなしでいきますので、また7月中の料金のまとめや8月以降も結果報告させて頂きますね!
そして今、24時間冷房にすごく興味があるけど、旦那さんや奥さん・家族に反対されていて実践できない方、ぜひこちらのレポート資料を片手にプレゼンしてください!(笑)
追記
これを書いている最中に、前日(24時間冷房の2日目)の料金が出ました。
412円で、初日の443円よりさらに安かったです!その日の最低気温や最高気温によっても30円前後の差がありそうですね。ともあれ、2日目も安かったのでさらに安心して24時間冷房続けようと思いました♪
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